フィリピンのGWこと『ホーリーウィーク』ってどんな行事?いつあるの?セブ現地在住ライターが実際に体験してみた!

フィリピンのGWこと『ホーリーウィーク』ってどんな行事?いつあるの?

せっかくセブに興味を持ったのなら『ホーリーウィーク』のことについても知見を深めないともったいない。ということで現地ライターの林ツイタチが『ホーリーウィーク』について様々なことを調べてまとめました。

ホーリーウィークっていつ?日本のGWとの違いとは?

フィリピンのGWこと『ホーリーウィーク』ってどんな行事?いつあるの?

4月18日(木)Maundy Thursday:聖木曜日
4月19日(金)Good Friday :聖金曜日
4月20日(土)Black Saturday  :聖土曜日
4月21日(日)Easter : 復活祭

という意味があり、2019年は上記の日程に制定されています。つまり日本のGWと違って年によって日程が変わるのが特徴的。

3月21日(春分の日)以降の満月の日の次に来る日曜日が復活祭(Easter)となり、その前の1週間がホーリーウィークとなります。

フィリピンのGWこと『ホーリーウィーク』ってどんな行事?いつあるの?

こちらは主要ショッピングモールの営業時間案内。日本のGWと決定的に違う点は商業施設が閉まるかどうかという点。日本は繁忙期にあたるGWですが、逆に閉店してしまうのがホーリーウィークです。

フィリピンのGWこと『ホーリーウィーク』ってどんな行事?いつあるの?

そのためお店が連なったモールや商店街はご覧の通り。車はちょこちょこ走っていますが、ほとんどのお店は閉店していました。ファストフード店のみです。つまり、日本のGWとフィリピンのホーリーウィークとの違いは、

【日本のGW】
・日程が日付で決まっている
・商業的に盛り上がる
・学校は休み(仕事は休みになるが業種によっては休みにならない)

【フィリピンのホーリーウィーク】
・日付が毎年変わる
・文化的な意味合いが強い
・商業施設が閉まる、営業時間が変わる
・学校や仕事はほぼ休みになる

ホーリーウィークのメイン!『Good Friday』とは?

フィリピンのGWこと『ホーリーウィーク』ってどんな行事?いつあるの?

ホーリーウィークので最も過激かつ重要なイベントがGood Friday(キリストが処刑される日)です。この行事は各教会によって催されるとのこと。

セブ島で最も大きいサントニーニョ教会にはセブ島内の多くのキリシタンが集まることで有名です。こちらが『サントニーニョ教会』。セブ最大級の教会です。

フィリピンのGWこと『ホーリーウィーク』ってどんな行事?いつあるの?

ちなみに僕は4月19日の ”Good Friday” のサントニーニョ教会の取材を行うことはできませんでした。理由は以下の通りで、

・キリシタン・カトリックではない人が興味本位で行くにはキケン過ぎる
・とにかく過激
・人が多く集まるためカメラ等のスリの確率は格段に跳ね上がる

との情報を現地に住む方に聞いたためです。ジプニーでサントニーニョ教会辺りまでまで行くことはできました、あまりの人口密度、そして異様な雰囲気に飲まれた空間に対して躊躇しました。

フィリピンのGWこと『ホーリーウィーク』ってどんな行事?いつあるの?

Good Friday の行事は主にキリストの行進・磔・葬儀で構成。この Good Friday の行事は昼過ぎ頃から始まり、15時まで続きます。この15時とはキリストが亡くなった時間だと言われています。

また、この日は街から神が消えた日=神がどこにも居ない日という認識のもと、教会の中にあるすべてのキリストにまつわるすべての像・絵画などが布で覆われ隠されるとのことです。

フィリピンではおよそ国民の80%がキリスト教。その中でもカトリックが圧倒的に多いため、この Good Friday および Easter には大勢の人が集まります。

写真は4月24日(水)に撮影したもの。不確かな情報ですが『Our mother of perpetual help』と思われるイベントがサントニーニョ教会あたりの幹線道路で行われていました。

現地歴が長い人でもサントニーニョ教会で行われる儀式・イベントがどういった意義・意図なのかを掌握するのは難しいとのことで、セブに根付いたローカルな文化であることだけが確かな情報です。

フィリピンのGWこと『ホーリーウィーク』ってどんな行事?いつあるの?

以下の写真は4月24日(水)の様子を収めたものです。少しでも現地の様子がリアルで伝われば、と思い補足として載せます。

神輿のように担がられたキリストの像。体感でおよそ2,000人ほどの行列が道を埋め尽くして行進している姿は圧巻。

この様子を現地歴が長い方に見せたところ、「場所によって違うけど、Good Fridayの人口密集度はこの10倍」との言葉を聞き、ひたすら驚きました。

ホーリーウィークの一番の目的とは?

フィリピンのGWこと『ホーリーウィーク』ってどんな行事?いつあるの?

ホーリーウィークとは3行でまとめると、

・キリストがどのようにして亡くなり
・蘇ってきたのかを振り返り
・キリストの教えを思い出し忘れないようにする

という意味があるとのこと。年中無休である大型ショッピングモールが休業したり営業時間を変更させたりするほどフィリピン人にとって大切な1週間です。

まとめ

フィリピンのGWこと『ホーリーウィーク』ってどんな行事?いつあるの?

以上が『ホーリーウィーク』の解説になります。4月19日の Good Friday にサントニーニョ教会を訪れた際は思うように撮影・取材ができず、現地の空気感を体感することができませんでした。

ホーリーウィークから4日間が経った4月24日(水)に再び訪れましたがサントニーニョ教会および教会付近の雰囲気は異質そのもので、におい・音・人々の表情・目に入る情報などの全ては新鮮なもの。

無意識に背筋が伸び、身体のアンテナが色んな情報をキャッチすることに躍起になる感覚がありました。ぜひセブに滞在した際には身の安全を第一に、ホーリーウィークを体験してほしいと思います!